こんにちは!現役のWebデザイナーのずぼらなオッター(@Otter_zubora)です。
今日はブラック企業社畜時代のあれって何だったの?な文化やルール、行事についてお話しようと思います。
営業職だけじゃなくWebデザイナーの僕も謎のブラック企業ルールを植え付けられました。
みなさんのブラック企業あるある、社畜あるあるも教えてもらえたら嬉しいです!
ブラック企業歴が長かったオッターくんの体験談だね!
そうだね、不名誉だけどよく考えずに会社に入ったおかげでブラック企業歴はわりと長いです…
ブラック企業には行事やルールがいっぱい!
ブラック企業には山ほどルールがあります。
いやこれって何のためなんだよ…みたいなのが今思えばいっぱいありました。
その当時は少し疑問に思ったりしましたが、これが普通か。と思い込んでしまっていました。
今となっては絶対イヤ!みたいなことばかり、ホワイト企業を知った僕はもう二度とブラック企業では働けません。
行事ごとが悪いんじゃなくて、強制出席っていうのがかなり辛かったですね。
お酒も苦手だし、色々な人とたくさん話さないといけなかったり…業務でただでさえ疲れてたのでそんな時間あったら寝たい。って感じでした!
ブラック企業の納会
とにかくよくわからない飲み会みたいなのが多かったです。
今の若い世代にはわからない人も多いと思うんですが、納会というものが毎年行われていました。
納会は本来、何かの節目に行うことが多い行事です。
これがやたらと多くて、上司の愚痴や聞きたくない話を聞くだけの時間って感じですごい嫌いでした。
お酒の席だから無礼講とは言いつつも上下関係はバリバリにあるので基本的にお酒を飲みながら話を聞いて上司が気持ちよくなるための時間って感じでした。
しかも、納会は2次会とかもあって拘束時間が長くて本当にいやでした。
全然仕事片付いてないのに、何やってんだ…?と内心いつもストレスでした。
ブラック企業の場合、上になればなるほど仕事を下に押し付けるだけなんでやることないんですよね。
建前では部下のお前の話も聞いてやる!みたいな感じなんですが、中身はただの自己満でした。
話を聞いて解決してやってる俺…に酔ってたのかもね(笑)
ビールを注ぐために存在する新人社員たち
ブラック企業ではとにかくお酒を飲むシーンが多いです。とにかく社長がお酒の場が好きだったりします。
それはYESマンが多い飲み会なので、社長は本当に気持ちよくなりやすいからでしょう。
新入社員の歓迎会ではビール瓶を持って色々なテーブルを回りながらビールを注いで「よろしくおねがいします!」と挨拶していました。
とにかく新人の頃はお酒の場で注文取り、上司のグラスが空になりそうなら飲み物を注文する。
ビール瓶があるならすぐに注ぐ。これが鉄則でした。
デザイナーの僕はこんなことをするためにデザイナーになったのか〜とがっくりしていました。
朝礼はブラック企業では当たり前
これも不思議なんですが、ブラック企業ってやたらと人を管理したがるんですよね。
だから朝会、朝礼みたいなのが普通にありました。
別に大した話をするわけでもなく上司や社長の話したいことを聞くっていうのが大半…。
本当に業績がよく優秀な社員が居れば、管理するコストをかけなくても一人ひとりが自走して成果を出していけるます。
なので、管理すればするほど人も育たないし業績も伸びないっていう悪循環ということに今では気づきました。
社員が当番制で3分間スピーチみたいな謎の文化もあって地獄の極みだったよ。
スピーチ!?毎日誰かがスピーチしてたの!?
そうだよ!毎日誰かがスピーチして、それを黙ってみんなで聞くという何のメリットもない時間だったよ。
ブラック企業では喫煙所で打ち合わせは普通
これは偏見も多く、自分の経験上たまたまかもなんですがブラック企業って喫煙率が高いんですよね。
もうだいぶ前なのでまだまだ路上喫煙も普通にある時代でしたが、喫煙所で打ち合わせをするっていうのがすごく多かったです。
営業部の人が「ちょっとタバコ行くか!」と言うと基本断るっていうのはなかったんで、喫煙所で色々打ち合わせがありました。
そのせいでヘビースモーカーになっていましたが、今ではすっかり禁煙してもう何年も吸ってないです。
僕が社会人になった当初はオフィスでタバコは普通にあったね。
確かに今では考えられないけど、デスクの上に灰皿がある時代もあったね。
ブラック企業の社畜は忘年会後に会社で残業!
社畜デザイナーだった頃、忘年会は最終営業日にありました。
だいたいの企業では午前掃除で午後は忘年会でさくっと飲んで終わりって感じが多いと思います。
それがブラック時代では普通に夜まで仕事したあとにようやく忘年会っていう感じでした。
夜も更けて22時くらいになった頃一次会が終わると、社長など上層部の社員は2次会に行く中、僕ら社畜デザイナーなどの社員は会社に戻って残業していました。
忘年会中もろくにお酒を飲めずに、食事もそこそこ。
そんなモヤモヤした気持ちのままオフィスに戻るときは本当に心が折れました。
しかも、その日は忘年会のあと終電まで僕は働いたんですが、同僚は深夜3時まで仕事してたそうです。
ブラック企業の場合、長時間労働すればするほど褒められる仕組みになってるから残業=偉い
さっさと仕事を仕上げちゃう優秀な人は逆に評価されないってこと?
もちろん!そういう人は逆にサボってる!と思われたり、どんどん仕事を増やされるだけで損するよ(笑)
費用は全部社員負担のブラック社員旅行
先にお話した納会などの飲み会はもちろん自費の確率が高いんですが、なんと社員旅行も自費負担がありました。
ブラック企業時代は毎月給料から差し引かれて社員旅行の費用を作っていました。
それも僕は別に普通だと思うくらいブラックに犯されていたので、今思えば本当にありえません。
自分のお金を使うくらいなら仲のいい友達や、大切な家族と旅行しますよね?
ただし、ブラック企業では友達や家族の前に会社です。
社員は家族って思っている社長が居る会社は本当に注意しておいたほうが良いですよ。
社長より先に帰れない監獄ルール
僕が働いていたブラック企業では社長が退勤するまでは誰も帰らないっていうのが普通でした。
しかもブラック企業ならではなんですが、男性社員のみそのルールが適応されている感じです。
暗黙のルールで社長より先に帰ると上司から「オッターくん(僕)、社長が帰るまでは帰らないで。俺が怒られちゃうから」と伝えられました。
今思えば、完全に謎のブラックルールです。
社長は自分より先に帰る社員がいると「あいつまだまだ余裕あるな…もったいないからもっと働かせろ!」となるそうです。
社長が帰ったと思ったら食事をしたあとに戻ってくることもあって、その時は本当に地獄だったね。
こっちは晩ごはん食べてないわけだもんね?(笑)
そうだよ!この当時は昼と夜はカロリーメイトブロックと、ウイダーinゼリーが主食だったね。
最後に
ブラック企業で働かないためのコツは社長がどういう人か、をちゃんと下調べしておくことが大切です。
正直、普通の社長ならブラック企業にしようなんて思わないです。
社員が働きやすい環境作りをしておいたほうが業績は伸びますし、良い社員が入社してくれます。
社長の下調べをしっかりしておくことで、なるべくブラック企業で働かないで済むのかなって今では思います。
もうちょっと当時、ネット上で情報が見れる状況だったら僕もブラック企業で働かずに済んでたのかな?とふと考えるときがあります。
それが今となっては逆にブラック企業を見抜く力になったのでよかったんだか、悪かったんだか…。
それでは!ずぼらなオッターでした!よかったらTwitterのフォロー(@Otter_zubora)お願いします!